三重県亀山市に本社を構え、産業機械や介護機器の設計・製作・施工のトータルカンパニーとして日本のみならずアジアにも展開されている株式会社坂井電機 坂井社長にインタビュー。弊社代表山本との出会いやご依頼に至った経緯、プロジェクトの進め方などご感想を伺いました。

坂井電機さまWebサイトより

Q.1 ブルーピタヤと出会ったきっかけをお教えください。
介護に関する自社製品開発を行う上で、これまで縁のないジャンルであったWebエンジニアやプロジェクトマネージャーのポジションを探しているところ山本さんと出会いました。

Q.2 具体的にどんな課題をお持ちでしたか。
社内にシステムに関して詳しい者がおらず、すべてがわからない状態でした。「わからないことがわからない」そんな状態でのご相談でした。やりたいことは言えても、システムに関して知識がないからこそ、プロジェクトに関する道筋を作ってくれる人、そして、信用できる人・進んでやってくれる人がいいというのがありました。

坂井電機さま社内イメージ

Q.3 実際にご一緒してみた感想をお聞かせください。
疑うことなく、「なんとかしてくれる」という想いで、安心して任せられています。プロジェクトが動く前から、展示会での情報収集や介護系書籍から知識を取り入れてくれて、文句も言わずに自分ができることを率先して準備してくれてありがたかったです。
私の直感は当たっていたと思いました!リーダーシップをもって引っ張っていただいています。ブルーピタヤさんにお願いして本当に良かったと思っています。

Q.4 第一印象やご依頼に至った経緯をお教えください。
感覚ですが、すごく真面目そうな印象を持ちました。そして、依頼するまでの判断は早かったです。
「山本さんは口下手」そこが私にとっては信用できる要因でもあり、システムに関して素人である私たちにとって、なんでも「はい、はい」という人は逆に信用できないと思っていました。どんな場面や事業においても、”どこか引っかかるものや悩みがでる場合”は辞めると決めています。そういった意味でも、そう思う部分がありませんでした。

Q.5 これからブルーピタヤに期待することをお教えください。
まだ始まったばかりなので、まずは2ヶ月後に控えている展示会を目標に成功させたいと思います。そして、そこから先が本当に大切だと思っています。私たちがまったく知らないシステム開発の世界だからこそ、「お客様だからとか、仕事を受けた会社だから」など関係なく、引き続き遠慮なくやっていただきたいと思います。
同じ伴走でも、後ろから突くような伴走としてやっていただきたいと思っています。

Q.6 最後に、坂井電機さまがシステムを用いて実現したい未来やビジョンをお教えください。
このプロジェクトは、介護に関する自社製品開発でありながら子供の未来のための事業でもあります。高齢化社会の日本において、介護保険費用は子育て支援の倍にも及んでいます。実はその解決策になり、使う人も介護する人も、実はその先の日本の子育て環境にも貢献できる未来を目指しています。
5年前から“いい介護”をしようという想いで介護施設をはじめました。けれど、「いい介護=相手の体力を落とす」可能性があると思いました。そして、体力が落ちると精神的にもだめになる場面に直面しました。そういった経験から、弱っていく介護ではなく、おしゃべりする間にトレーニングできるような高齢者向けトレーニング機器の開発をしました。健康であればボランティアもできて、自分の価値を認めてくれる、生きがいとなる場所にも出ていける。そして介護保険料も軽減される。結果、軽減された費用は子供達や子育て世代に寄与できるような循環をこの製品を通じて作っていきたいと思います。


ブルーピタヤmemo

介護業界は私たちにとっても初めての業界でした。また、坂井さま目指すゴールがこれからの社会を変えるきっかけになるからこそ、認識合わせを大事にし、介護業界をあらゆる角度から見ることを心がけています。引き続き、坂井社長や坂井電機のみなさまと、日本の未来ひいてはアジアの未来を変えるプロジェクトの成功に尽力します。

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